undergarden

ものがたり

京都へでも遊びに行こうかな、などと8月の末頃は呑気に思っていたけれど、過ごしてみればそのような時間も取れずに気づけば十月に入っている。忙しい、というよりは、上手い具合にスケジュールが嵌った、という感じで、だからどこかで無理をしていれば行けたように思うけれど、まぁ急ぐ理由もない。冬でも春でも良い。夏はちょっと遠慮したいけれど、それでは1年また経ってしまうな。
何となく仕事が一段落した土曜日の夕方、今はリスニングよりリーディングみたいだよ、と教えられたまま、英語で書かれた物語を買ってきて辞書片手に捲る。恐らくこの文をそのまま暗記するように読む、ということなのだろうけれどいちいち、意訳したら・・・、などと考えながら読んでいるからなかなか進まず疲れてしまい、暫くして夏前から移動の際に捲っている越境に持ち替えた。途中トイレに立つと外から、俺は芸能人だからさぁ気を付けないと、と大声で電話なのか話している声が聞こえてきて思わず笑う。珍しくベッドに横になりながら捲っていたためか、いつの間にか寝てしまい起きると丁度0時で、慌ててテレビをつけてtwitterで流れてきて放映を知った岩井俊二の3.11以降のドキュメンタリーを観る。インタビューをメインに構成された作品は、物語とは違うけれど、それこそ物語でもある。ちょうど越境で読んだ下記の文がある。

この世界は石や花や血でできている物のように見えるけれど実は物ではなくひとつの物語だからだ。世界のなかにあるものはすべて物語でありそれぞれの物語は全て内側に含んでいる。

民放でよく見られるような外側を膨らませるようなものではなくて、内側にそっと触れるような距離感の映像が良かった。シナリオ物も観たいけれど、2002年の日韓ワールドカップの時のドキュメンタリーも良かったし、伝えるという編集が良く出来てるなぁと思う。RADWIMPSのボーカルの曲も良かった。

iwai shunji film festival

引っ越した際に購入した椅子は、一日の殆どを過ごす場所ということもあり、流石に座面がへたって板のようになってしまったので新調。腰痛があるから高機能チェアを中古でも良いから買おうかと思い中古ショップに行ったが保管が雑な上、クリーニングも殆どされおらず買う気が失せ、大塚家具へ行って発売したばかりだというSAYL CHAIRに決める。何故だか分からないが二割引にしてくれた。ついでに南口のヴィクトリアへ行って、ピステスーツを物色するが良いものが無く、帰宅してネットで注文。腰痛の原因は単純に筋力低下にもあるだろうと走り始める。3kmほどを取りあえず今はヘトヘトになりながら走っている。まぁ1km5分で5km25分が当面の目標か。サッカーを再開するにはちょっと足りないか。

Leave a Reply