undergarden

サッカー三昧

土曜はフットサル、日曜はユース時代のOB戦、今日は高校のOB戦。激しい筋肉痛を予想していたけれど全く無し。明日とか明後日に出るのかしら…。しかしやはりフットサルよりサッカーの方が面白い。プレースタイルにも因るだろうけれどあたしはやはりサッカー派なんだろう、トラップはミスるはキックが不正確だったりとボロボロだったけれど。夜は飲み会。もう24歳なんだよねぇ、としみじみ。次に顔を合わせる時はもう25歳。先に漠然とした不安を抱えているけれど、まだ来年も抱えているんだろうな、と帰り道で思う。その次も、その次も顔を合わせる度に思うんだろう。でもこの不安が無くなったらそれはそれで悲しいからまた来年も積極的な不安を帰り道に思って、去年も思ってたよなぁ、なんて変わらない自分を確認するんだと思う。


宮本輝「錦繍」はずっと部屋にあって、読もう読もうと常に見える位置に居座っていた。このお盆が始まってやっと手に取る。イマイチだな、なんつってずっと読んでいったのだけれど、それはこれまでに色々な所から蓄えられ削ぎ落としてこなかった余計な贅肉が判断していたのだと読み終わって思う。物語の終盤、登場人物の一人が発した言葉で作品がやっと身に染みた。そこまでは余計な結びを考えてどうも怪しい、もしかしたら本を放り投げてしまうのではないか、という考えが常にあった。情けなし。今は脳の右半分が非常に軽くなった感じがする。この作品は昭和57年3月に刊行されている。あたしが生まれる2ヶ月前。この事実にはかなり愕然とさせられた。

Leave a Reply