undergarden

安田記念

友人が、ウォッカだ、安田記念だ、と早朝より長野から遊びにきたので、連れ添って7年振りの東京競馬場へ。改修が施されたことは知っていたが、思っていたよりも綺麗になっており、その為か、お洒落なカップルやファミリー、女性グループも多く見受ける。CM効果などもあるのだろうか。昼過ぎに着いたので、腹ごしらえをしてから、友人の持ってきた競馬新聞とパドックを見て第8レースより賭ける。といっても、G1の出走馬でさえ、知らない、知っている馬は父欄に記載されている、という現状だから、訳が分からない。ただ、まぁオープンクラスでは無いから荒れるよね、と適当に買ってみるが見事に外した。安田記念の発走時刻が近づくにつれ、スタンドはどんどん埋められ、これじゃあ前で見られないな、とパドックを諦めて、第10レースと共に早々に馬券を買い、場所を押さえる。レースまでの間、座り込んで暑さに項垂れながら、周りの声を聞いていると、そこまで熱心にはなれないな、と帰りたくなったが、出走馬が本馬場に入り、スターターの姿がターフヴィジョンに映ると流石に緊張する。スターター台が上がり、旗が振られ、ファンファーレが流れる。緊張は静かに、でも、ふくれ上がり、待機する。各場がゲートに収まり、ガチャン、とゲートが開かれた瞬間、馬の疾走とともに解放される。この瞬間は何とも堪らないな、と思う。最終コーナーを回った後の接戦も盛り上がるけれど、私はここだな、と思う。結局、今日買った馬券はウォッカの記念の単勝馬券以外は外れ、隣で勝った、勝った、とゴールの瞬間に大声で喜んでいた友人も、結局は外れていて、でも、それでも満足して帰る。
夜は、近所のタイ風居酒屋にて中学の同級生も呼んで酒盛り。いつも一緒に帰っていたこの3人が酒を酌み交わすのは成人式以来だろうか。同級生が連れてきた彼女が、まるで中学の時に3人と一緒にいたように色んな情報を知っていて、面白かった。

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