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樋状根

東京に戻りやっと歯の本格的な治療を始めたが、早々に、難しいね、と医者に告げられた。神経が珍しい形をしているらしい。治しきれない可能性もある、とのこと。歯についてのことだとは分かってはいるが、人格の診断をされているようにも聞こえた。これから数回通わねばならない。
iPhoneアプリを色々と探しては試し、一日が過ぎていく。元々、それ程携帯は使わないしほぼパソコンのある場所にいるから、入れたとて大して使わないと思っていても、それぞれのアプリの不便さが次への欲望を生む。結局、未だ決定的なアプリは無くて、そもそも非常にパーソナルなツールだからどこかに痒いところは残ってしまうので、そこに手を届かせようと違うアプリに手を出して、他の場所が痒くなっているようなものかもしれない。痒いところに手が届いた時の幸福感を味わいたい、という気持ちもある。これまでの携帯については、出来ることなど諦めていたけれど、まぁ逆にそれがシンプルで良かったのかもしれない。ただ、選ばない、ということを仕組まれていたようにも感じる。
MTの重さが何だか辛くなってきたのでWPに乗り換えようかな。

One Response to “樋状根”

  1. Mantombi より:

    Th’eers nothing like the relief of finding what you’re looking for.

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