undergarden

ACL

全く期待していなかった、と言っても過言ではなかったと思う。それがしかし、決勝で李がフリーになった瞬間には一人テレビの前で拳を握り締めていた。
ドーハの悲劇があの青いユニフォームの最初の記憶だろう。入れられた瞬間にバタバタとピッチ上に倒れる選手。あの直後に地元のチームのドアを叩いてサッカーを始めたんだよなぁ、とドーハという言葉が使われる度に思い出す。まさかそんなことが関係しているわけでは無いだろうけれど、今回の代表チームは応援したくなるチームだった。W杯が終わってから半年しか経っていない中で、新しい選手が入り戦術が安定しているわけではない。だから個人の良さというものも出し切れない部分もある。だけれど、それをゲームの中で選手自身が修正していく。勝つ、という気持ちが最後まで続く。集中が途切れない。だから逆転も延長も乗り越えられたのだろう、と思う。不安定さが親心のような気持ちを促して(そんな歳でもないけれど)、見る目が優しくなるということもある。でも、やはり今回の代表にはただ、勝って欲しいな、と思わせる気持ちがあった。ザッケローニも少し好きになったし、セルジオ越後のどうしようも無い日本愛も感じられた。ただまぁこれを続けて行かなければ、次に繋げなければ未来は無いのは確か。精神論で勝てるほど世界のサッカーは優しくはない。地は均し終えたのだから、他の部分をブラジルに向けて少しずつ重ねていってもらいたい。

歯医者に定期健診へ行くと虫歯が見つかり、再び通うことになった。取りあえずは削ってみるが、親知らずなので(また!)抜いてしまう可能性もあるのでその覚悟で次回は来て下さい、とのこと。大分違うじゃないか、この2つでは。歯磨きは上手く出来てる、と褒められたのにどうして。

3 Responses to “ACL”

  1. またお より:

    げんたさん、サッカーやってたのか!

  2. genta より:

    やってましたよ。小学校5年から。高校卒業してからはフットサルをちょっと。

  3. Oanh より:

    Taking the ovevwier, this post is first class

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