undergarden

なぜ、すべてがすでに消滅しなかったのか

著:ジャン・ボードリヤール
訳:塚原 史



両義性というか同時性(二元論ではなく)に寝るときに思案し始めて眠れず朝を迎えることが最近多かったから、タイミング的には良い時に読んだな、と。テクノロジーというよりもそれに沿う流れ(イコライズ)をどこか不自然な形として捉えていたのは、それが先進的なものだという個の消滅の結果での集団思考だったからだろう。か。また社会生活上、ある種の諦めが必要だからかもしれない。退廃的、と言われれば素直に納得は出来るのだけど。