undergarden

霞み光

先日のミーティング兼飲みの後に襲われた腰痛は座っている事すら出来ない程の痛さで、だからといって立っていても和らがず、横になっても変わらなかった。痛みと共に朝を迎える。その為に生活が完全に逆転。今日、というか昨日は、無理して起きて戻そうと試みたけれど結局また朝になった。起きて寝るまでに2回太陽を見る。倍生きてる感じで良いなぁ、と喜んでいる場合ではない。どうにかならないかしら。
夕方、土日の今シーズン初ボードの為に2年放ってあったボードのワックスがけ。スクラッパーで古いワックスを落としていると鉋で木の板を平らにしている職人の様な気分になり、板に目を水平に向けたくなる。機械よりも人間の方が水平により近い水平を作れるのは、鍛錬された技術は勿論だけどこの諦めの悪さもその一因なのかもしれないなぁ、といつまでも”平ら”にしていそうな自分に投げる。ワックスは機械的にさっさと終了。その後、仕事。夜、実家に帰ると恵方巻きが用意されていて、というか、妹の副職現場で母が買わされたらしく、今年は南南東だから、と渡される。食べている間は喋っちゃダメだと言われ黙々と食べるが、わざとなのか五月蝿く母が話しかけてくる。取りあえずジェスチャー。本当に南南東なのかしら?白夜行を観てから帰宅。2ヶ月程前からV.AUXが使えなくなっていたアンプだが、設定を弄ったら直る。PCから繋いで3/9。直しついでに、と調子が悪いMX1000 Laserもソフトを再インストールなどしてみるがダメ。明日サポセン→保証期間内無償交換という流れで何とか。今日は瓶の日だというのは教えてもらったので朝になってしまったついでにゴミ捨て場へ行くがケースが出ておらず、そのまま持って帰ってくる。さて、節分です。引き際が分からず。

粉雪

脳内だけで仕事が管理出来なくなってきたからと今週頭に購入したホワイトボードは既に書き入れられるスペースが僅かになった。細々とした仕事がよくある終わらない状態になってしまっていて、ま、でもこの仕事は仕方無いな、と諦めて付き合っているからだろう。でも終わる前に手放せないしねぇ。ひとつずつ片付けるしかない。
そんな中、久しぶりの養老ミーティングにて踊る蛹についての助言を頂く。リアリティと現実の折衷案はやはりただのそれだけでしかなくて、何の意味も無い。無駄ではないけれど。見て見ぬふりは伝わってしまう。かっこ悪いな、あたし、みたいな。ディレクターズカットを、と求められて、やりたいけど現状時間取れないよ、と思ったけれど、頭がもう作る事にシフトしてしまったので作るのだろう。忙しいから…なんて逃げでしかなくて、やりたい事の為には時間を無理して空けるんだな。そういう事をやっていくのがかっこいいという事なのかもね。その為に仕事してる、とか。今年は忙しそうだけど、そうありたいな、と思う。

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筋肉痛

今年最初のフットサルの練習後、案の定筋肉痛に襲われる。練習中から左足股関節が痛くてそれをかばいながらだったからか左足が特に酷い。股関節も足を上げる度に痛むから生活が送りにくいけれど、この痛さは嫌いじゃない。不意に意味なく立って痛さを確かめたりする。それで喜んだりするわけじゃないけれど、確かめたくなってしまう。まぁ喜んだと言えば筋肉痛が当日に出始めた事。まだまだ若いなぁ、なんちて。
実家のソファーの脇に埋もれていたコンパクトカメラを拝借し、白黒のネガフィルムが丁度あったのでそれを装填してポケットに入れて持ち歩く。あまり荷物を持ち歩きたくないのでポケットに入る大きさというのがもの凄く嬉しい。ストロボとタイマーの設定しか出来ないAFの単焦点コンパクトカメラ。デジカメの方が細かな設定出来るし、もうちょっと小さかったりズームもあったりで良いのだろうけれど、何だかフィルムから離れられない。これくらいのものだったら使い倒せるというのもあるかもしれない。調子に乗って車の中からだったり簡単にシャッターを押してしまっているのが問題と言えば問題だろう、金銭的に。

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life day

父と子がただ話をしているシーンでも見るとやはり羨ましくなってしまう。そんな未来はあたしにはなくて、そんな幻想に取り憑かれもしたけれどやはりただの幻想でしかない。もし、という話で、生きていたとしても、やっぱりそんな未来は無かったと思う。そんな関係だったのにやはり羨ましい。
今日は父の命日で朝からお寺へ向かう。仮眠の様な睡眠で瞼が落ちそうになる運転席で母と妹の尽きる事の無いマシンガントークを聞きながら、死の直前の熱い父の手と死後の感じた事の無い冷たさを思い出す。あの時に漬け物石の様に死の上に誓いとして置かれた墓石は克明に刻まれている死を否定出来る唯一のものだったけれど、そんなもの必要ないじゃん、といつもの様に車内を飛び交っているこの柔らかな銃弾がいつの間にやら形が無くなるまで削ってしまった。今を受け入れよ、という事らしい。
しょうがないなぁ、とアクセルを踏んでいる足の力を少し抜いてこちらに向かってくる銃弾を受け止める。

竜馬の妻とその夫と愛人

昨夜選んだ写真をプリントに出しに行くが結局見送り。仕上がり期間を聞いているのに値段を教えてくれたり、その問い合わせにもの凄く時間がかかったり、で、結局手元にあった表で確認して外部のラボに出すから1週間。白黒ポジだから…、と6ッ切なのになんだか法外とも言える値段だった。明日ラボ持ってる所へ問い合わせてみよう。その後マックへ寄りつつ長野市民劇場へ。運良く東京ヴォードヴィルショー竜馬の妻とその夫と愛人のチケットが手に入った。しかもタダで。久しぶりの演劇にワクワクしつつ、席を探すと何と前から5〜6列目のど真ん中。ただ隣の爺さんの口臭が気になる。セットと話題に入ってない人物の行動が面白い。視覚訓練のおかげかしら。ひとつのセットで2時間飽きない演出に感動。しかも佐藤B作は出っ放しだし。演劇と映画の違いを見たいのでDVD借りよ。休憩無しの狭い席と固いシートで下半身が痛む。もっと良い劇場を是非とも作って頂きたい。関係無い様で有る、行きの車中で議論した県政については日曜に見た噂の東京マガジンから。出演者は佐藤B作しか開演前は分かってなかったけれど山口良一がいてこの見えない繋がりに驚く。