undergarden

ミラノ 霧の風景

著:須賀敦子


フィオォレーと、語尾をちょっとのばして上げるのが、悲しい余韻のようにあたりに漂い、それが夫婦のつましい暮らしと響き合って

記憶の襞のどこかが微妙に反応するのだが何でなのかが思い出せない。今年の初めくらいにメモしたサバの詩もあって何とも。