undergarden

明るい部屋—写真についての覚書

著:ロラン・バルト
訳:花輪光


『明るい部屋』の写真論の中心には、光り輝く核としての母の写真の物語が据えられている

私小説に近いだろうか。写真自体を語るとなると恐らく他に形が無いように思える。愛する人の死という体験も、写真の本質とどこか似ている気もする。