梅雨明け
玄関のドアを開けた瞬間、夏っぽいムワッとした空気が身体にまとわりついてきて、昨日までのとは違うな、と感じた。出先にて梅雨明けだということを知って納得。昨日までは予報と現実の差異に予報意味無し、なんて思ってたけれど、予報も捨てたもんじゃないわね、と勝手に捨てて、勝手に拾い上げた。
長めの東京滞在中はデスクワークを全くやっていなかったから、帰宅すると机の上に後回しと残した仕事が散乱していた。でも無意味な切断から離れられた為か集中力が戻り捗ること、捗ること。休日が明けてから再び生活が戻ってきて、日々淡々と嫌がらせかと思うほど続く切断に、また集中力が低下してきているけれど。
迷いはある。というか真っ最中なんだろうと思う。数年前は環境に絶望して、偉そうにも環境を与える立場を目指したが、足の裏を地面に付けてみると環境よりもモノだということよね、と。ただ何となく何が変わったことさえ分からずに、今には違和感がある。ここの所周囲で相次いだ退職の流れに乗って、と言ってもこんな自由な立場で退職もないのだけれど、思いっきり方向転換なんてしちゃってみようかしら、と考えたりもする。が、やりたいことって今とそう遠い場所にあるわけでもない気もするから、自由ならその時間でやれよ、とも聞こえる。ただねぇ、引きずるのは良くない。「金が無いと人間、相手にされないよ」という言葉に、そうだよなぁ、と思ってみたりもしながら。
東京国立近代美術館:”De qui s’agit-il?” Retrospective de Henri Cartier-Bresson
POLA Museum Annex:新鋭展2007「あなたの物語を楽しんで下さい」
SHISEIDO GALLERY:「時光 −蔡國強と資生堂」
キャノンギャラリー銀座:「十五の光」長野 博文 写真展
epSITE:森山大道展 「凶区 Erotica」