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空も飛べない夢

周期があるのか精神的な影響なのか、たまに空を飛ぼうとする夢をみる。今回は東京らしいどこかのビルの屋上から。何度も同じ経験をしているから飛べないと分かっているのに、呆れながらもまた身体を宙に投げ出す。
初めてみたのは中学生の時だった。入ったこともない、あるのかさえ分からないが、通っていた学校の屋上だった。あの時は飛べると思っていたと思う。楽しくて笑いながら助走をとってた。結局、宙を蹴ることもなく頭から落ちた。落ちながら、今日は調子が悪かったのか、と頷いていた。地面に叩きつけられる前に人は気絶するんだ、と誰かが言ってたな、と安心しきっていた。胸の前で手すら組んでいた。なのにいつまで経っても気絶などせず、地面がみるみる迫って、迫る地面から目が離せなかった。叩きつけられる直前に夢から覚めた。
空を飛べないことを分かっていても地面が迫る怖さは一向に減らない。なんだか危ない気がする。
結局、休日を潰して物撮りを終える。理論だけでは難しい。経験もさることながら理論を実現させる役者も必要。でもまぁ限られた中で四苦八苦しながら撮っていくのもつまらないわけではない。けど、やはり面白くはない。

先週、流石にあり得ないから返して、とカメラの修理業者にメールを送ったのだが、今日ほぼ2年振りに微妙に直って戻って来た。撮れないことも無さそうな状態。フィルムを入れて撮ってみようかな、と。誘惑されてる感があるけど。

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