undergarden

Blue

デレク・ジャーマンのBlueはずっと画面が青のままだった。でもそこに効果なのか、フィルムの為なのか微妙に色味が変わる。内容は覚えていない。
忙しさの為か自分を見失っていた。ふと振り返ると踏みつぶされた空のペットボトルの様になっていた。
ほぼ徹夜して動き回った今日、何が残っただろうか。虚しく通り過ぎる会話の断片や身体に溜まった疲労。そしてまだまだ何もしていない、という実感。
沈まない様に仕事に向かい、その分ストレスが増して、仕事に向かう。悪循環を繰り返しているのは分かっているのだけれど、麻薬の様になってしまった仕事が手から離れない。無理して遊ぼうとしてみるが、気付けばその時間すら無い。
どこかで諦めて、どこかで縋り付く。弱さ、強さ、では無く、まずこの中途半端さが問題だろうか。
どんどん嫌な人間になっていく自分の本質だけはやはり守らねば、そして育まなければ、と思う。

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