38℃
東京から帰宅してそのままベッドに倒れ込む。翌朝までそのまま過ごしやっと起き上がって体温を計ると38.3℃を表示していて驚いた。東京での慣れぬ仕事のせいか、ここの所の無理がたたったせいか。頭痛が酷い、嘔吐感があるなどはあっても38℃を超える発熱は最近無かった。東京滞在中もあまり体調が良いとは言えなかったがここまでだとは思わなかった。日曜の予定(荒木経惟・東京人生、写真新世紀東京展2006、ノート購入)を全てやめて帰ってきたのは良かったのかもしれない。38℃前後を行き来する体温が何とも中途半端に思え、どうせ上がるなら39℃以上になれば良いのになどとポテチを食べてみたりする。汗をかいた身体を風呂に沈めると風呂ってこんなに気持ち良かったっけ、と身体からウィルスを含めて何もかもか抜け出たように身体が軽くなった。食欲はあり。熱が下がったのを見計らって仕事をするが力の入らぬ指先がキーボードを出鱈目に叩いて捗らない。
結局予定していた通り東京で観てこられたのはビル・ヴィオラ展だけだった。新たにどうの、ってことはなく、体調不良のためなのか、ふーん、という”感想”だけで終わってしまった。それよりもマガリオのI LOVE YOUの方が面白かったし、丑山さんのプリントの方がこちらの意識を動かした。
下がらない熱にインフルエンザか、と病院に行ってみると疲労した身体に丁度ウィルスが入ってしまい長引いてる、とのこと。でも一応ということで血液検査と点滴を打ってもらう。インフルエンザではなくて良かった。血液検査の結果は明日。休めば休むだけ回復した後にこのツケが回ってきそうな現状に、今日、明日は安静にしててください、との医者の言葉を念頭に置いて細々とした仕事を片付ける。が、なんか悲しい。
私は高熱けっこう好きです。
風邪をひくと熱が出やすく、
たいてい39度は超えます。
あの脳の締め付け感とか、目を閉じると見える変な映像。
そして、なによりたまらないのは、目覚める度に
急速に回復して行くことを感じること。
たいてい一夜で回復(完全ではないにしろ)しますが、
そこにはドラマがあります。
目を閉じると見えるへんな映像は、
私の体の細胞が、風邪の菌を倒す映像だと思います。
違いますか?
なにはともあれお大事にね。
今日はお疲れさまでした。
キャロット、いつまであるんでしょうねぇ。
あの高熱の時の映像、辛い記憶しかありませんが懐かしい感じもします。
僕はあっちの世界への道(ドラえもんのタイムマシンの時のようなもの)だと思ってましたよ。