undergarden

knife

錆びたナイフより良く研がれたナイフで刺された方が痛くはないんだろうな、と思う。たそがれ清兵衛だったか隠し剣・鬼の爪だったか決戦前の刀を研ぐ姿、瞑想するする姿が浮かぶ。そういう事ではないのかしら。軽すぎるなぁ、と思う。現代は。そこまでの過程全てかどうかは分かり得ないけれど、聞いてみると仕方がないかな、とも思える。ただ仕方が無い、だけで終われる問題なのか。社会に照らし合わせる事がどうなのか分からないけれど、だから毎日殺人事件が流れてるのかなと思える。振り上げた拳と一緒にナイフまで持つのはどうなのだろうか。後悔先に立たず、なんて後悔にすらならない。もの凄い重さのナイフだったら良いのにと思う。まぁ重いんだけど。当事者、その本人じゃないから、と言われてしまったけれど、その当事者、本人の事を考えれば考える程尚更。こんな事は忘れられないし、きっとずっと生傷のまま心に残る。


なんだか疲弊しきってしまって一日寝て過ごす。後で気づいたが熱があったみたい。自分でもこんなに眠れるなんておかしいとは思ったが。夢を久しぶりにみた。辛かったり、悲しい夢が私のみる夢の大半を占めているのだけれど、今の状況とは全く逆の楽しい夢だった。この関係者からの電話で起きたので夢は今までだったのかな、と錯覚したけれど、その内容で現実に戻される。いつまでも夢を見ている場合じゃない、という事ね。

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