undergarden

like or dislike

結局、好きか嫌いか、ということでは無かったけれど、この言葉を聞くと答えを持っていない者としては警察官を見たときのように、ついギクリとしてしまう。上辺だけだったり対象が趣味の範囲にあるものだったら、容易にどちらかは選択出来るけれど、そうではないもの、継続、反復を意識的にでも無意識的にでも自己の中に座してしまったものについては、核心をつい考えてしまい、答えられない。好きでもあり嫌いでもあり、好きでも嫌いでもない、ことがどうでも良くて、でもどれをも包括している。またそれらを受け入れる覚悟があるんだと言う事だとは思う。ただ、これを伝える言葉を持っていない。で、ギクリ、としてしまうのは、その無知をつつかれた気がするからだろう。たぶん今回は焦って、好き、だと思います、と答えた気がする。修正したいがサイトのようにはいかない人間の言葉。
予定を調整出来なかった為、1泊はしたものの実質半日だった東京滞在。machidaさんとmagarioと朝まで飲んでしまう。本当に久しぶりの酒で長野に帰ってきた今も膝から下にアルコールが残っている感覚がある。思い返すとちと喋りすぎたかな、と。帰りは東京駅まで行くが、ふと気が変わって新宿からバスにて。長野に近づくにつれ見える街の光が少なくなって、または途切れて、窓は徐々に冷えていく。乗客も疎らで何となく寂しさを携えている。新幹線だったら2時間で着いてしまう距離だけれど、風景が速度で振り落とされてしまっている感じがするからだと思う。一人ならば帰りはバスを使うことが多い。

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