undergarden

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先月末の休みから、半月程だが、あれから休みがない。忙しいのなら体力の消耗に、はぁ疲れた、と言ってれば少しは慰めになるけれど、そうでもなく、ただタイミングと時間の構築に所以があるから心はささくれ立ってくる。この無駄な時間をくれよ、と。割と上手くやってる積もりだったけれど、なぁ。
この土日は休みか、と思っていた矢先に土曜が消えたが、朝、母親から相談事の電話があり、来週あたりに長野へ帰ろうかと思っていたが、色々と今週の方が用が足せそうなので、夕方の新幹線で帰ることにする。東京は朝から、朝と思えぬ程の暑さなので、丁度良いかもしれない。

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暑さ

晴れと雨の往復を繰り返す天気予報のどこを見たらよいのか。結局、土日は夏とも言える気温を伴って晴れた。いや、もう7月だから、夏らしい、のかもしれない。
ただ都心の暑さにはただそれだけで疲弊していく。頭上から真っすぐ突き刺すような日射しの暑さではなく、行き場を失った暑さがその重さで地面近くを出口を探して這い回っている。一歩踏み出すのにもその中を押し進む力がいる。これはきっと人間には耐えられないんじゃないか、と思ってしまう。今まで経験してきた身体を突き抜ける暑さの方がまだ気持ちが良かった。皮膚だけではなく、いつ止まるんだ、と心まで炙られてる気持ちになる。
代々木公園付近で黒人が警察と揉めている光景を目にする。仕舞いには警官が警棒で黒人の脹ら脛を打つ。暫くして戻ってくると、パトカーが数台に鑑識まで来ていた。その傍らには黒人の子供が恐らくは日本人と思われる女性の裾を強く握って立っていた。何があったのかは、音を聞き取れる近さでは無かったから、まるで分からない。けれど、心は痛む。ここ1週間、1分も歩けば警官の集団に必ず出会った。
休みではない土日は、その不満を振るい落とすように不満を叫んでいたが一度も声帯を振るわすこと無く過ぎた。終わった、と思う間も無く、新たな週が始まってしまう。

雨の日

雨の日は好きだけれど、通勤に自転車を使えないから、電車に乗らねばならない。朝はいつもよりずっと家を出なければならない。基本的にダイヤは乱れる。電車に乗るにはまず闘わねばならない。他人を気にしている余裕などない。いざ乗ってもまた戦場。今度は自分との。四方を塞がれ、親父の吐息を首筋に感じながら揺られる。後ろの若者の帽子の鍔が揺れるたび背中を刺す。気を抜けばすぐにでも全身を覆いそうな発狂の波で、降りる頃には茫然自失、我先に降りようとする人波にクルクルと回され流される。雨の日は好きだけれど、自転車に乗れない。
9時に帰れたから色々出来るぞ、と料理を作り、ネットで情報収集をして、本を読んで、ちょっとゲームして、シャワーを浴びたら、もう1時を過ぎていた。映画を観るつもりで行動していたはずで、映画を観ることの他に色々出来るぞ、と思ってたのだが、本末転倒。何となく、早く帰れると以前の自分の時間感覚に戻ってしまい、どこか時間は無限にあるような気になってしまう。明日旅に出よう、と思い立ってしまうのを最近は毎日のように恐れなければならいのが悲しい。

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夜風

2ヶ月振りの連休(記憶では)になったので、溜めてしまった作業を一気に片付けようと思っていたのだが、金曜の午後からの頭痛もそのまま持ち越してしまいあまり、というよりも全く捗らなかった。日曜はほぼ寝て過ごす。頭痛を抑え込もうとバファリンをずっと服用していたが効かず、イヴを飲んでみるとこちらが効く。ただ痛みを抑え込んでいるだけのようで、鈍い違和感は残る。動けるようにはなったことで、夜、新宿駅まで出ると、服の下に入り込んで肌をそっと撫でて行く夜風が心地良く、そのままフラフラと歩き回る。擦れ違う人に疲労感を漂わせている顔は少ない。歩き次いでに先週手に取ったものの買わなかった雑誌をやはり買おうと、南口の紀伊国屋に歩を向けるが閉店時間は疾うに過ぎていた。諦めて駅に向かうが、帰宅したらまた頭痛が再発しそうだと、駅を通りすぎて西口へ向かい、スタバを覗くが席が空いていなくて、マックでコーヒー。そういえば、このコーヒーを先週の秋葉原の事件現場の近くのマックで以前無料で飲んだな、と思い出す。時期は全く違うけれど、あの時起こってもおかしくは無かった。この1週間の犯行予告を見てると生活の殆どを過ごしている渋谷も標的にされていて、犯行予告の殆どは悪戯なのかもしれないけれど、中には本気のものもきっとあると思うとぞっとするけれど、心地良い風に当たりたいんだからどうしようもない。雑然としたマックで1時間程読書をして帰宅。

私だけど

帰宅してみると家電の留守電ボタンが点滅していた。契約関係の書類以外には教えていない番号だからこの電話が鳴ることは殆どない。再生してみると、私だけど…、とお婆さんの声がした。私だけど連絡がありました。私は何も知らないけれど。と。この現実からシナリオを書き始めても良い。こうゆうことが始まりにはなる。それで想像の境界線を越えられるのか。ここが問題。
ゴールデンウィーク前に発症して1週間程苦しめられた腹痛と倦怠感が再発。また暫く続くのかと思うと、それだけでまたお腹が痛くなる。ただ今日漸く夜も空腹感を感じるようになった。
久しぶりにテレビを見たがすぐに消してしまう。つけた時間が悪かったのかもしれないが、それにしてもどのチャンネルにも食指が動かなかった。CM以外も全部広告、みたいな。特にドラマはそんな感じ。

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