3連休の中日は久々に丸々1日休む、というか殆ど動かなかった。100歩もなかっただろう。朝から起きていたものの何もする気になれずただボーッと半日以上ゲームをし続けた。何も考えたくない、というのは確かにあった。取りあえず自分は守ろう、みたいな。それらが手伝って脳内麻痺状態。正午に始めて気付けば夜中。そしていつの間にか寝ていた。ただそれだけの1日。殆ど動いていない。他に目を向ける事すらしなかった。
次の朝、窓の外には紙に描かれた様な街並。動いているのは雲と煙草の煙だけ。動かない自分、動かない街並。自分が動かなければ、何が変わるわけでもない。目の前の建物の反対側さえ知る事はない。自分が動くから世界が動くのだ、とぼんやりと思い至って、外に出る為にシャワーを浴びた。
長袖だと暑いけれど、半袖だと寒い。重ね着をしても半袖だけだとやはり寒い。オシャレでは無く温度でどの服を着ようかと毎日悩む。服をそんなに持っているわけでもないし。持っていないから悪いのか。というか、そんな曖昧な気温が悪いのか。そんな季節にこの半月で移った。そして、その半月の間このblogを放置していた。といってもこちらには何を感じるでもないけれど。
6月頃に壊れたまま放っておいたibookを修理にやっと出す。外に出る事が多くなって不便さを感じていたまま過ごしていたのだけれど流石に我慢ならなくなった。あるのだから直そう、と。でも修理代が高かったら新しいものを買い直そうという魂胆もあり。で、そちらが濃厚だろうと勝手に新しい端末に胸躍らせていたのだけれど、無償で直ってきた。しかも1週間で。全てが予測の範囲外。けれど、始めて自分で買った端末だから戻ってきたらそれはそれで嬉しい。データはバックアップしてあったので初期化してOSを再インストール。なんやかんやと便利ツールとアプリ類もインストール。ただ壁紙のバックアップを忘れていたのでこちらは勝手に写真集からスキャンして拝借する。仕事しろよ、という感じだが、仕事で使うのでこれも仕事のうち。…とまた勝手に解釈する。
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FF7-advent children-をamazonにて予約。サイトを見たらリニューアルされていた。ゲームとして出して欲しかったとつくづく思う。ついでにHedi Slimane: London Birth of a Cultも注文。おすすめリストの中に入っていた。商売が上手い。
明け方、モーターサイクルダイアリーズを観る。人物の個性の強さを出し過ぎではないかなと思う。もうちょっと抑えたら良かった。ま、でも良作だと思う。チェ・ゲバラを演じたガエル・ガルシア・ベルナルの主演作品を観たのはこれで3本目だが目がやはり良い。演技に嘘くささ無い。同じ監督の作品のビハインド・ザ・サンも先週観る。こちらの方が個人的に好き。物語が通り過ぎて行くだけでも確立している、というか。DVDを購入しようか迷い中。名匠らしいがウォルター・サレスは個人的に要注意。言い過ぎだけれど、自分で作った映画に似ている感じを受ける。
作っていない事に無力さを感じているけれど、無意味には過ごしてはいない。色んな物を観て、読んで、考える事は無意味ではないだろう。フラストレーションの溜まる日々だが抑制の為の訓練、成熟の為の時間と捉えよう…というかそう考えなきゃやってらんない。形に出来ない、というかその為の行動が続けられないというのは、先へ行った自分への遅れで焦りをやはり感じるから。
お盆の休みに読んだ上下巻からなる小説が予想以上に良く、そのノリのまま友人の部屋に散らばっていた文庫本を一冊借りて寝る間を惜しんで読む。読み始めてすぐにこれはちょっと失敗したな、と思ったけれど、文字を追う、言葉を補完していく作業に熱中する。軽い活字渇望症。文庫本にしては厚く、薄い文庫本の4、5冊分くらいのボリューム。だから仕事の合間や寝る前の時間にちょっとずつ読んで1週間程かかった。で、その内容と言えば、恋愛物をビジネスを織り交ぜて難しく展開しようとしているけれど、結局は自慰行為でしかなく、ただ単に長くしてしまった様な感じの内容。何度放り投げようとした事か。転が転でもないのに、転でしかない。これなら私でも書ける。とは、言い過ぎだね(苦笑)。でも、こんな物を寝る間を惜しんで読んだ事に自分に対して憤りを覚える。駄目なものは駄目な物として早々に諦めろ、と。でも、なんというかそんな非情になれない弱さがまだまだあるよね。
久しぶりに映画のレンタルコーナーに足を運ぶ。ここの所時間が無いのも手伝って、ちょっとずつ観られるテレビアニメものばかり借りていた。借りていたといっても月1〜2本。今年の前半は週に2〜3本は映画観てたよなぁ、と思い出す。忙しさは変わりないけれど、時間は作るものだ、無理してでも遊べ、という事が実行に移せるだけのリズムがやっと出来た。精神的に余裕を持ちたく無い、というのもあるのかもしれないけれど。映画が並んだ棚を物色している時、本当に借りちゃっても良いの?という思いに駆られる。借りちゃうよ、借りちゃうよ、みたいな。そのまま泣いてしまいたくて、そんな映像が観たいな、と探したけれどTSUTAYAの並びを忘れてしまっていて不審者の如くウロウロとしてしまう。結局借りたのはオールドボーイとヴィタール。もう2本、と行きたい所だったけれど我慢。では音楽にしておこうと直前に話題になっていたJAZZを探すが見つからず、諦めてレジへ向かう途中でA.IのMIC-A-HOLICを手に取ってそのまま持って行く。スナックで自動的に入れて”頂く”最新歌謡曲をいつも分からずに断っているので気にしてみる。が、借りた後に女性シンガーじゃん、と無意味さに疲れてるのかな…と思わざるおえない。