花火
夕方に実家の前を通ると母の車があったので寄る。母は布の染色を始めたらしく、居間の入り口に明るい黄色の暖簾がかかっていて、模様の付け方などあれこれ説明してくれる。次は食器棚に掛ける布を染めるらしい。甥は初節句を迎え、あたしの兜などがそのまま譲られた。約20年振りに飾られたそれらは記憶にはなかったのに、こんな小ちゃかったかなぁ、と思ってしまう。母が出してきたあたしが1歳の頃の白黒写真には確かに兜が飾られていた。そういえば、と父が持っていた様な気がするPENTAX67を聞いてみると持っていたとのことだったが死んだ際に譲ってしまったとのこと。惜しいことをした。けれど、あの頃はそもそも写真自体が嫌いだった。憎い、に近かったかもしれない。なんでこんなになったかねぇ、と母と苦笑う。
打ち合わせ、というよりは雑談からの帰りに夜空に花火が上がる。身を乗り出したがその後上がらず、粘っていたら危うく前の車に突っ込みそうになった。昼間、FCのエンジンについての連絡がきた所だったから、まぁぶつかっても…、といういけない思考が露呈。FCはシーケンシャルツインダーボ搭載になるかも。というか乗るのか。でもだから価格が当初予定の金額の倍はいってしまった。
VisualEchoの展示は今日まで。明日は搬出。千曲川ハイウェイミュージアムに今後常設されるインフォメーションボードの表示プログラムをFlashにて作ったがブラウザで確認していた為、プロジェクター投影だということをすっかり忘れていた。修正を加えて明日に備えます。腰の調子があまりよろしくないので重たいものは運べないけれど…。
自民党の領収書問題のニュースを見ていると、政治家は悪者前提で報道されている。まぁそういった行動があったから法改正という流れになり、また政治家も甘い汁を啜りたいからすぐに突っ込まれるような抜け穴だらけの法改正案を出しているのだろうけれど、それって何か悲しい。あたしがお勉強してきた所によると政治家は国民の代表だった気がする。政党の力がここまで強いと国民なんて無いに等しいんじゃないかしら。政治を任せておけない、なんてことは思わないけれど、おかしなことだけは控えて欲しい。