上京
引越しは程々に、早速働き始める。仕事が辛い辛くない云々よりも、環境への慣れがまず必要だと実感。長い間、自宅に籠って制作をして自由な時間を使っていたこともあって、ふとした瞬間に長野のあの部屋に戻って仕事をしなきゃ、と思う。今までの東京は長野へ帰ることが前提の東京で、だからビル群もただそれを想起させるだけのものでしか、まだない。帰らないのか、と気付く不思議。それと、物理的な距離の問題だ、と思っていた、人との距離。全くこれは自分の想像力の無さを認めざる負えない。体感して初めて違うのかと知る。
ロケハンで長野県へ。1日中知った道を巡って再び東京の高層ビル群を見た時、やはりまだ戻ってきたというよりは、離れたな、また東京へ来たな、という感じ。まぁまだ1週間だしな。19歳で上京した時のように、迷いなく先を注視する勢いが欲しいな、と思う。でもまぁ無理だな、と思うのは、歳をとったからで、でもそう思えるのもまた歳をとった為だろう。今週はあと3日、ロケなどで長野県内に行くことになる。その度に郷愁(というよりはホームシックかもしれない)にかられるのかもしれない。し、その度に慣れていくのかもしれない。
来たね。本当に来たか!こっちは勝手に“熱烈歓迎”だよ
さて、メールにするとまた、怒られそうな駄文長文を送りそうなので、まずはここに…
慣れたかい?高村光太郎が
「…無頼の都、混沌たる愛憎の渦の中…執着深いあの人間喜劇のただ中…」
と、表現している都に…
落ち着いたら、話しを聞かせてください、楽しみにしているね
来ちゃいました、本当にw
生活リズムには慣れてきましたが、やはりこちらの人の多さにはまだ慣れなくて、人波に攫われてしまってます…いきなり都会のど真ん中ですし。
詳細はまたメールしますね。