undergarden

早朝、仕事に向かう途中で妹の陣痛を知らせるメールが入る。冗談半分にえびす講の花火の音で出てくるんじゃない、と甥の時と同じことを皆が並べていたら正にまたそうなった。ただ、昼間は一向に音沙汰無く、メールを待ちわびて夕方になり、これ以上は我慢ならない、と携帯を手にした瞬間、午前中に生まれたよ、と母からメールが入った。電話をすると、電話の向こう側で、分かっているのか分かっていないのか、いつも以上にハイテンションの甥が騒いでいて、電話を切る時には、じゃあね、じゃあね、と連呼してくれた。まぁ、嬉しいだろう、女の子だし、妹だし。次、長野へ帰った時には新しい顔が増えている。初めまして。


またもや3週間近く働き、それで連休。なんだか騙されてるような気がしないでもない。連休初日は、この秋一番の冷え込みの中、布団の逃走で、まんまと風邪をひかされていたので静養する。体調の悪い時はいくらでも寝られるもんだな、と、惰眠を貪り、夜には大分回復。この分じゃ眠れそうにないな、と思いながらも、いくらでもまだ眠れて、でも、まさかの布団の再逃走で風邪を引き戻した。でもだからって、もうこれ以上は籠れないだろう、とフィルムカメラをぶら下げて外出。たまにフィルムで撮らないと、写真が離れていく気がする。写ったり写らなかったりという感じが好きなのかもしれない。だからフィルムを使っている時の方が割とシンプル。まぁいつも通りシャッター数は少ない。
帰りの電車では座った瞬間に寝てしまう。軽く入っていたアルコールも手伝ったのかもしれない。でも駅からの帰り道は、殆ど足を引きずる程になっていて、流石に反省した。夕食はパスタを茹でて簡単に済ませ、早々に布団に潜る。というか、逃走を恐れて包まる。自分で写真を撮ってしまうと、仕事に行く気がしなくなる。

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