undergarden

人ってなぁ…、と思う。弱さもそりゃあるって事は分かるから否定はしないけれど、それを自分で完全に否定したら駄目だよね。結局足下を見ない様にしているだけでしかないから。夢だけをみて現実との差に落ちて行くだけだから。こういう時が力になる、と以前言われた。全くその通りだと思う。それで私は立ち上がれた。この言葉を初めて発動したけれど無力でしかなかった。聞きたくなかった言葉を耳にする度に距離は開く。逃げる事は簡単、というけれど立ち向かっていた人間にとっては一番辛い選択なのかもしれない。でも逃げたいならとことん逃げれば良いと思う。それでまた立ち上がれるなら。中途半端に残しておくとたぶんそこから抜け出せない。どこまで行ってもあるのは現実。そこに自分がいるのだし。
私は水を用意しておこうと思う。走ってカラカラになった喉を潤す為に。ぐてんぐてんになるまで飲んだ酒で蒸発してしまった水分を補う為に。泣き続けて失った涙を取り戻す為に。半人前の私が偉そうだけれどそう思う。腰に手をあてて上を向いて飲める様に牛乳瓶に入れておこうかしら。


逃げていた私を私は分かった。だから私は今やっと立ったのだろう。私はこれから自分のやり方で歩いたり走ったり止まったりする。たぶん…スキップもするだろう。

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