undergarden

胸騒ぎ

夜中、冷気が背中の方から通り過ぎた瞬間、嫌な胸騒ぎに襲われる。理由が何なのかも分からず、考えれば考える程大きく膨らむ不安に力が入らなくなる。何か忘れてないか、何かミスっただろうか、粗相でもしちゃったのだろうか。小さいものなら数えられない程思い当たる。お疲れ様です、を、お疲れ尼です、とタイプミスしたままメール送っちゃったとか。でもこんなこといちいち気にして落ち込んでたら生きて行けない。いや、この程度のことは気にした方が良いかもしれないけど。これだ、と突き当たる明確な理由のないまま、過去を遡り、だから嫌な出来事ばかりを思い出し、またどんどん嫌になり、普段だって認められない自分を更に卑下したくなってくる。いかんな、と思っても壁が無いからネガティブな方へとスルスルと進む。のに、一方では不安と比例して膨れた傲慢さが、こんなものなど捨ててやる、と一方的に切り離そうとしている。これにまた嫌になって、あぁこれなんじゃないか、などともうどうでも良いよと諦めちゃったりする。煙草吸ってごめんなさい、とか。ただ、明確な理由が見つかったとして、そこに誰かいたとしたら、どうしたら良いだろう。不安と傲慢を手放せるかしら。


1日2試合の代表戦。A代表はカメルーンに勝ったようだが見逃す。結果よりも内容の試合なので何も分からん。五輪代表戦は始めから見る。こちらはベトナムと。結果が大切だけれど、何ともなぁ。1-0で勝ったが、結果としても数が足りない。内容に関しても、今日やりたいサッカーは分かったが、勝ちたいのかが分からないし、目指しているものも分からない。オリンピック出てくれれば観衆としてはまぁ喜ぶけど、それじゃあとても楽しめない。ロナウジーニョって上手いよね、と簡単に言ってしまえるならプロを辞めた方が良い。言ってるかどうかは知らないけどそう見える。

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