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午後フットサルの練習試合に行くが、風邪っぽくて帰宅後ダウン。安静の友に、とテレビをつける。ダラダラとチャンネルを変えながら見ているとIQ番組が始まったのでそこにチャンネルを固定して問題を解きながら見る。間違えた問題が解答を聞く前に、自分が答えを出す時に分かるからおかしい。単純な問題なんだけどなぁ。記憶力は確実に落ちてた。IQは予測よりは高くて、期待よりも低かった。因みにこの番組の売りは適職が分かる、というもので、それは脳の使い方から判断するらしい。IQがどうのって関係ないじゃない。私はインプットが右脳でアウトプットが左脳らしい。物事を大局的につかんで理論的に出す、とかだった様な。自分を省みると適当に聞いて屁理屈を並べる、という感じかしら。適職結果の中に会社経営者とあって苦笑い。他は、というか記憶に留めたのは作家、演出家。希望の職業が入ってなかったから自分の中での番組への反感が強まる。が、どのグループにもその職が無くて、一番近いのを引き当てたんじゃないか、とも思う。引き当てたって抽選みたいだけれど。この番組の後もテレビを見続けていたのだけれど、安静の友に、が始まりだったはずなのに途中からマシな番組探しの様になった。
テレビの立ち位置がおかしいな、と思う。上からか下からか。縦軸しかない感じ。右とか左とかが少ない。真ん中、っていうのも少ない。テレビというメディアの公平性だとかで左右に動けないのかもしれないけれどそういう事ではない。同じラインで上下に動いても結局何が目的なんだか分からない。逆に分かりすぎる。厭らしい気さえする。上手く説明出来ないけれど横に動いてから上行ったり下行ったりを考えるべきじゃないかなぁ、と思う。そうじゃなきゃ面白くない。
テレビを見ていると外から五月蝿くサイレンの音がした。何台も何台も絶え間なく続く。カーテンの隙間から外を覗くと、闇に淡く白く見えるはずの家の壁にオレンジがもやもやと揺れていた。出窓のブラインドを開けると数十メートル先のアパートからもの凄い火が上がっている。ベランダに出て様子を見る。野次馬の数はまだ少ない。勢いよく燃え上がる炎にか弱く水が砲撃を繰り返している。11月下旬の夜の空気だからすぐに部屋に戻ろうと考えていたのだが、炎の熱が数十メートル離れてるここにも伝わってきて暖かい。更に炎は燃え上がり数多の火の粉が風に舞い上がって、近隣の家の屋根に落ちて行く。風向きは刻々と変化し私の頭の上へきたかと思うと過ぎてった。いつの間にか野次馬が大きな群れを幾つか形成している。闇に携帯電話のバックライトが浮かぶ。先週観た花火大会を思い出す。野次馬の群れに混じろうと早歩きの男性の後ろから子供が半泣きしながら恐いよと言って付いていく。屋根は焼け落ち、太い木の柱だけになった。所々赤くまだ燻っている。灰になって漸く炎はおさまる。野次馬の群れが崩れて無くなって行く。ブラインドの隙間から見える屋根の無いアパートからはまだモクモクと煙は上がっていて、消防車がサイレンを鳴らしてまだ集まってくる。アパートの住人は今夜どうするのだろう。火事というものを始めて見た。
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